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映画監督:金聖雄 (キムソンウン)

1963年大阪・鶴橋生まれ
1993年から 演出家デビュー

1963年大阪・鶴橋に生まれる。大学卒業後(株)リクルート勤務。その後自分で商売をはじめるが失敗。「何か?やりたい、出来るんだ」という想いを胸にくすぶらせながら、結局"愛する人"を追いかけて東京へ...。

東京にて料理写真家の助手を経験後、助監督になる。1993年からフリーの演出家としてスタートPR映像やドキュメンタリー、テレビ番組など幅広く手がける。2004年、在日1世のおばあちゃんの日常を4年間追いかけたドキュメンタリー映画「花はんめ」を初監督。以降、2012年1月映画「空想劇場~若竹ミュージカル物語」、2013年映画「SAYAMA みえない手錠をはずすまで」、2016年 映画「袴田巖 夢の間の世の中」を監督。

​大きな力への小さな抵抗

これまで「冤罪」がテーマの映画を2本作りました。そして今、3本目となる「獄友」を製作しています。主人公の彼らは「捕まったよかった」「俺たちは不幸じゃない」と言い切ります。
 

​冤罪がよいわけがない。やってないのに殺人犯にされ、半世紀近くも獄中生活を余儀なくされてたのですから。しかし、そんな不条理を引き受けながら真っ直ぐに凛と生きる姿は、時に美しも見えるのです。

そして彼らの生きざまとは裏腹に、冤罪を強いてきた見えない大きな力に対しての怒りが湧いてくるのです。

映画作りの出会いの中で「やっぱり冤罪はへん」と、立ち上がった小さなプロジェクト「冤罪音楽プロジェクト イノセンス」。すでに原曲が出来上がり動き始めています。

音楽の力、映画の力、そしてみなさんの力を合わせることで、小さな抵抗が、大きなムーブメントになることを信じ、願っています。

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